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用語解説 · ビジュアルデザイン

Auto Layout

オートレイアウト(Auto Layout)
ビジュアルデザイン beginner

30秒バージョン · 忙しい方へ
方向、間隔、パディング、配置にもとづいてフレーム内のオブジェクトを自動的に並べ、内容の変化に合わせて調整するFigmaの機能。
詳しく読む +
01 · これは何?

オートレイアウトとは何か?

オートレイアウトは、方向、間隔、パディング、配置にもとづいてフレーム内のオブジェクトを自動で並べるFigmaのレイアウト機能だ。内容が追加、削除、サイズ変更されると、手作業で並べ直さなくてもレイアウトが調整される。

設定項目は、方向(縦、横、そしてオープンベータのグリッド)、オブジェクト間の間隔(固定またはAuto)、パディング、配置、横方向でのラップだ。フレームを入れ子にして、複数方向のレイアウトを組める。

02 · なぜ存在する?

なぜオートレイアウトを使うのか?

ボタンはラベルに合わせて伸び、リストは項目数に応じて増減し、ダッシュボードはさまざまな画面に合わせる必要がある。いずれも内容が変わる場面だ。手動で配置すると、変更のたびに並べ直しになる。オートレイアウトはそのルールをデザインファイルに書き込むので、デザインが内容に合わせて調整され、Figmaの説明でもレスポンシブデザインへの対応が主な利点に挙げられている。

AIにとっては別の価値もある。オートレイアウトは間隔と並びのルールを明示するので、AIが読むのは、ピクセル位置から推測すべきレイヤーではなく「縦並び、間隔16、パディング24」という情報になる。

03 · 意思決定にどう影響する?

オートレイアウトはどう動くのか?

子オブジェクトには三つのサイズ指定がある。固定(Fixed)は寸法を保つ。コンテンツに合わせる(Hug contents)は、フレームが子オブジェクトと間隔に合わせて伸縮する。コンテナを埋める(Fill container)は、子オブジェクトが親の残りの空間いっぱいに広がる。最小・最大サイズとも組み合わせられる。

コードへの対応について、サードパーティのFigma-to-codeドキュメント(figma-code-agent、Figma公式ではない)は、CSSのflexboxとおおよそ次のように対応づけている。方向はflex-direction、間隔はgap、コンテナを埋めるはflex-grow: 1とflex-basis: 0、固定はflex-shrink: 0と明示的な寸法、ラップはflex-wrapだ。「オートレイアウトを無視」にしたオブジェクトはフローから外れ、絶対配置に相当する。

04 · どうすればいい?

私にとってどんな意味があるのか?

AIにデザインをコードに変換させたいなら、オートレイアウトの追加は最も効果の大きい整理のひとつだ。オートレイアウトのあるフレームでは間隔と並びのルールが明示される。なければ、AIは座標から推測するしかない。上記のドキュメントも、GROUPにはオートレイアウトがなく、子要素には絶対配置が必要になると指摘している。

限界も知っておきたい。Figma自身が挙げる制限には、グリッドがまだベータであること、オートレイアウトを各コンポーネントに個別に追加する必要があること、インスタンスではパディングと間隔は調整できるがレイヤーの追加や並べ替えはできないことがある。flexboxへの変換も一対一ではない。Figmaにはネイティブのブレークポイントがないので、複数のブレークポイントのフレームはメディアクエリに手作業で統合する必要がある。

出典:Figma Help Center — Guide to auto layout (mirror)、figma-code-agent — Auto Layout to CSS Flexbox mapping (third-party, not from Figma)
具体例 +

ボタンコンポーネントを横方向のオートレイアウト、パディング12と24、幅を「コンテンツに合わせる」に設定すると、ラベルが「購入」から「今すぐ購入してフォロー」に変わったとき、手作業なしでボタンが自動的に広がる。縦方向で子項目を「コンテナを埋める」にしたリストは、項目を追加すると全体の高さが自動で増える。

よくある誤解 +
✕ 誤解 1
× 誤解:オートレイアウトはCSSのflexboxそのもの。実際は、概念は近いが一対一ではない。たとえばFigmaにはネイティブのブレークポイントがなく、グリッドはまだベータで、絶対配置の子要素はflexbox以外の方法で扱う必要がある
✕ 誤解 2
× 誤解:Figmaの「Auto」は「埋める」の意味。実際は、対応ドキュメントによれば、UI上のAutoは「コンテンツに合わせる(Hug)」であり、「コンテナを埋める(Fill)」ではない
✕ 誤解 3
× 誤解:グループにもオートレイアウトがある。実際は、GROUPにはオートレイアウトがなく、その子要素には絶対配置が必要になる
The Missing Link +
直接的な影響

メリットは、レイアウトが内容に合わせて調整され、ルールが明示され、AIやエンジニアがコードに対応づけやすいこと。デメリットは、コンポーネントごとに個別に追加する必要があること、いくつかの制限(グリッドはベータ、固定サイズのテキストは重なることがある)があること、CSSと完全には一致しないことだ。

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